- HOME>
- 院長紹介・ドクターズインタビュー
院長紹介
院長
山田真也
ご挨拶
西山天王山やまだ内科クリニックのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。院長の山田真也です。
私は消化器内科の専門医として、地域の皆さんのがんの早期発見・治療をめざし、胃・大腸内視鏡検査に注力しています。一方で、『あたりまえの生活をずっと続けられる』地域のかかりつけ医として、生活習慣病治療をはじめ内科診療全般にも真摯に対応し、幅広い悩みや症状と向き合い、健康維持のサポートをしています。
当院では、「来てよかった」「あってよかった」をコンセプトに、断らない医療を大切にしています。ここに来たら「何とかしてくれる」そう感じてもらえる場所を目指して、患者さんの不安や悩みに真摯に耳を傾けて、診療に向かうようにしています。
クリニックではありますが、内視鏡検査や超音波検査・エックス線撮影、心電図など様々な検査を駆使してたしかな判断を行い、当院で対応できない場合は専門の医療機関と連携をとりながら、適切な治療につなげられる橋渡しをさせて頂きます。
逆に、クリニックならではの良さ「きめ細やかな対応」や「ホスピタリティ」を大切に日々取り組んでいます。患者さんに対してはもちろん、スタッフどうしもお互いに敬意を持つことで、緊張感をほぐしリラックスしてもらえる雰囲気づくりに努めています。
明るく経験豊富なスタッフばかりで、患者さんの安心につながる診察や検査を行っています。もし、検査前のご不安なことや、些細なことでも疑問に思ったことがあれば、遠慮なくご相談ください。
患者さんの不安な気持ちに寄り添い、真摯に向き合う姿勢で、皆様の様々なお悩みにお応えします。
経歴
- 2003年京都府立医科大学医学部卒業・同付属病院消化器血液内科
- 2005年京都きづ川病院消化器内科
- 2007年京都府立医科大学大学院消化器内病態制御学
- 2011年同卒業 学位取得
- 2011年独立行政法人国立病院機構舞鶴医療センター消化器内科
- 2013年京都第一赤十字病院消化器内科
- 2022年西山天王山やまだ内科クリニック開院
資格・所属学会等
- 医学博士
- 日本内科学会専門医
- 日本消化器病学会専門医・指導医・学会評議員
- 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医・学術評議員
- がん治療認定医
- 緩和ケア研修会修了
- 日本胃癌学会
受賞
- 第4回ICAT Award優秀賞
- ICAT publication Award
- 京都第一赤十字病院学術奨励賞
- 京都府立医科大学関係病院等協議会医学研究奨励賞
論文
Endoscopic Submucosal Dissection for Early Gastric Cancer in Patients Aged 85 Years Old or Older Is Associated with a Good Prognosis Compared to Conservative Treatment without Any Invasive Procedure.
Yamada S, Dohi O, Harusato A, Iwai N, Horie R, Yasuda T, Yamada N, Horii Y, Majima A, Zen K, Kimura H, Yagi N, Naito Y, Itoh Y.Digestion. 2022;103(5):386-396.
Different risk factors between early and late cancer recurrences in patients without additional surgery after noncurative endoscopic submucosal dissection for early gastric cancer.
Yamada S, Hatta W, Shimosegawa T, Takizawa K, Oyama T, Kawata N, Takahashi A, Oka S, Hoteya S, Nakagawa M, Hirano M, Esaki M, Matsuda M, Nakaya N, Gotoda T.Gastrointest Endosc. 2019 May;89(5):950-960.
Helicobacter pylori Eradication Therapy Ameliorates Latent Digestive Symptoms in Chronic Atrophic Gastritis.
Yamada S, Tomatsuri N, Kawakami T, Nakatsugawa Y, Nishimura T, Fujii H, Sato H, Okuyama Y, Kimura H, Yoshida N.Digestion. 2018;97(4):333-339.
Usefulness of vonoprazan, a potassium ion-competitive acid blocker, for primary eradication of Helicobacter pylori.
Yamada S, Kawakami T, Nakatsugawa Y, Suzuki T, Fujii H, Tomatsuri N, Nakamura H, Sato H, Okuyama Y, Kimura H, Yoshida N.World J Gastrointest Pharmacol Ther. 2016 Nov 6;7(4):550-555.
Rebamipide ameliorates indomethacin-induced small intestinal injury in rats via the inhibition of matrix metalloproteinases activity.
Yamada S, Naito Y, Takagi T, Mizushima K, Horie R, Fukumoto K, Inoue K, Harusato A, Uchiyama K, Handa O, Yagi N, Ichikawa H, Yoshikawa T.J Gastroenterol Hepatol. 2012 Dec;27(12):1816-24.
Reduced small-intestinal injury induced by indomethacin in interleukin-17A-deficient mice.
Yamada S, Naito Y, Takagi T, Mizushima K, Hirai Y, Horie R, Fukumoto K, Inoue K, Harusato A, Yoshida N, Uchiyama K, Handa O, Ishikawa T, Konishi H, Wakabayashi N, Yagi N, Kokura S, Kita M, Yoshikawa T.J Gastroenterol Hepatol. 2011 Feb;26(2):398-404.
Interviewドクターズインタビュー
西山天王山駅から徒歩6分の場所に、2022年8月に開業した西山天王山やまだ内科クリニック。
消化器内科の専門医である、山田真也院長は、がんの早期発見・早期治療をめざし、胃・大腸の内視鏡検査に注力されています。
「地域のかかりつけ医」として、生活習慣病治療をはじめ内科診療全般にも真摯に対応し、幅広い悩みや症状と向きあっておられます。
山田院長に、医師としての思いやこれからの目標など様々なお話をお聞きしました。
01.なぜ医師になろうと思ったのですか?
高校生の頃に祖母が悪性リンパ腫で亡くなったことがきっかけで、医師になりたいと思うようになりました。小さい頃から医師に憧れていたこともあり、自然に医師の道へ進んだように思います。
02.この地で開院された理由を教えてください
この地域の周辺には消化器内科のクリニックが少なく、内視鏡検査のために高槻など遠方まで行かなければならない状況でした。地域の方に少しでも負担なく内視鏡検査を受けてもらいたいと思い、この地を選びました。私自身も長岡京のお隣の島本町水無瀬に住んでおり、この地は自然が多く、土地の魅力に惹かれた部分がありましたので、この地で開院できて良かったと思っています。
「真心の医療」=「患者様の生活の一部」の
視点を忘れない
03.先生が患者様と接する上で気を付けていることを教えてください
私は、医療は患者様の生活の一部だと考えて、価値観の共有を大切にしています。
診察の際には、必要な情報提供を行うことだけではなく、どんな生活を希望しているのか、そのためには何が必要か、どうしたら治療を続けてもらえるか、を患者様と共に考えて、選択の幅を広げ、最適な治療につなげられるサポートを行っています。
どのような医療が適切かは人それぞれ異なり、一律の正解はありません。
患者様1人ひとりが自分らしい生活を送れるように、医療の面でサポートすることが私の役割だと感じています。
受診している患者様は、病院の一歩外に出るとそこにはそれぞれの生活があります。ただし、私は来院している短い時間の患者様しか分かりません。そのため、患者様の声に耳を傾けて、お悩みに寄り添い、日常の生活に思いを馳せ、デメリットを避けた、良い治療に結びつけたいと考えています。
患者様が病気や疾患を抱えながらも自分らしい生活が送れるよう、『医療は患者様の生活の一部』を忘れずに、一緒に考えながらサポートしていくことが私の真心だと思っています。
04.院長の専門とする領域を教えてください
私は消化器内科が専門で、開業前は京都第一赤十字病院消化器内科などで、がん治療に携わっていました。
現在もがんの早期発見・早期治療をめざして、技量の研鑽に日々励み、極力負担をかけない内視鏡検査を行っています。一番やってはいけないのは、患者さんに二度と検査を受けたくないと思わせてしまうことだと考えています。
次回も受けてみようと思って貰えるように、当院では苦痛が少ない細いスコープを採用し、ご希望に応じて鎮静剤を使用した検査にも対応しています。
また、勤務医時代にさまざまな患者さんと出会うなかで、生死について深く考えるようになり、ターミナルケアにも興味を持つようになりました。
病院では診断から治療、看取りまでのすべてに対応することは難しいですが、当院では消化器内科の初期からターミナルケアまで、あらゆるフェーズの診療を一手に引き受けられるクリニックを目指しています。
05.今後の展望を教えてください
当院では、「来てよかった」「あってよかった」をコンセプトに断らない医療を大切にしています。地域の皆様に信頼され、ここに来たら「何とかしてくれる」、そう感じていただける場所を目指して、今後も心のこもった真っ当な医療をお届けしたいと思っています。
クリニックではありますが、内視鏡検査や超音波検査・エックス線撮影、心電図など様々な検査を行っていますので、気になることがあれば一度お気軽にいらしてください。
当院では、消化器内科の専門医が苦痛の少ない、専門性の高い検査を行っていますので、はじめての方でも気軽に検査をうけていただけると思います。
今後も種々の工夫を行いながら、検査を受けられる方のすそ野を広げていきたいと思っていますので、まずは一度、よければ継続して受診していただけると嬉しいです。
当院で対応できない場合は専門の医療機関と連携をとりながら、適切な治療につなげられる橋渡しをさせて頂きます。
06.患者様へのメッセージをお願いします
医師は「病気を治すことが一番の仕事」と思いがちですが、本来めざすべきはそもそも病気のない人生であり、そこを勘違いしてはいけないと思っています。患者様が普通の生活を送れるように、経済的にも時間的にもなるべく負担をかけないようにサポートするのが私たちの役目です。
そのためには、病気の予防や早期発見・早期治療に取り組む必要があります。
当院では、生涯の内視鏡検査を受けた回数を「0回から1回に増やしたい」という思いで診療を行っています。また、以前にがん治療をされた方、数年前に手術を受けられた方の再発を防止するため、不安を少しでも減らせる手助けをしていきたいと考えています。
患者様の悩みや、つらい思いを吐き出せる場所でありたいと思っていますので、気になることがあれば、まずはご相談ください。1度ご来院いただければ適切な受診頻度なども判断できますので、ぜひ気軽にお越しください。