高血圧とは？

高血圧症とは、くり返して測っても血圧が正常より高くなってしまう病気です。
長期にわたって高血圧状態が続くと、動脈硬化を進めて、脳卒中、クモ膜下出血、脳梗塞、心不全などの合併症を引き起こす恐れがあります。

高血圧の主な症状

高血圧の主な症状としては、頭痛やめまい、息切れ、動悸、めまいなどが挙げられます。しかし、これらの症状はあくまでも初期段階であり、進行すると症状がないまま、深刻な合併症を引き起こすこともあります。

引き起こしやすい病気

高血圧は静かに進行する病気のため、放置すると脳卒中や心筋梗塞などの重篤な疾患を引き起こすリスクがあります。
また、動脈硬化や腎臓病、網膜症なども高血圧の合併症として知られています。

高血圧の治療方法とは？

基本は「食事療法」と「運動療法」です。
それらをきちんと行っていても血圧の下がり具合が十分でなければ、お薬を処方させて頂きます。

食事療法

• 塩分を減らす（1日6g未満に）たとえば「梅干1個」、「あじの干物1枚」、「たくあん3切れ」を減らしただけで、それぞれ約2gずつの減塩が出来ます
• 一日に摂取するエネルギー量を減らす（カロリーをとりすぎない、食べ過ぎない）
• アルコール飲料の1日量（適量）は、日本酒は1合まで、ビールは中瓶1本まで、ウイスキーはダブルで1杯まで、ワインはワイングラス2杯弱まで、焼酎は半合弱まで

※女性ではこの半分位が目安です。

運動療法

• 長く続けられるもの（ウォーキングを1回10分以上、1日合計40分以上、など）
• できれば毎日30分以上続けて、週に4～5日くらい

治療方法については患者様の希望や生活のスタイル・症状などと照らし合わせた、最適なプランをご提案させていただきます。

一人一人にあった治療法を

当院では、不安なく生活習慣病の治療に取り組んでいただけるように、患者さんの行動変容の促進・治療への継続意欲の増進を図る取り組みも行っています。
モチベーション維持のために、1人ひとりにあった方法を一緒に考えていきます。

まずは、お気軽に西山天王山やまだ内科クリニックまでご相談ください。