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高脂血症(脂質異常症)とは?
中性脂肪やコレステロールなどの脂質代謝に異常が生じ、持続的に高い血圧が続く病態を「高血圧症」と言います。この状態はほとんど症状が現れないことがあります。
この高血圧症が長期間にわたって高い状態が続くと、脳梗塞や心筋梗塞などの動脈硬化性疾患を引き起こすリスクが高まります。
高脂血症が引き起こしやすい病気
以下に代表的な5つの病気を紹介します。
心臓病
高脂血症は、動脈硬化を引き起こす要因となるため、心臓病や心臓発作のリスクが高くなります。
脳卒中
脳血管の動脈硬化により、脳卒中や認知症のリスクを増加させます。
糖尿病
高脂血症は、インスリンの効きが悪くなるインスリン抵抗性に影響を与えるため、糖尿病の発症リスクが高くなります。
肝臓疾患
脂肪肝のリスクを増加させ、肝臓の損傷を引き起こす可能性が高くなります。
腎臓疾患
高脂血症により、糸球体硬化症や腎不全など腎臓疾患を発症しやすくなります。
高脂血症の治療方法とは?
基本は他の生活習慣病と同じく、「食事療法」と「運動療法」です。
一般的に、まずは3~6ヵ月の食事療法と運動療法を用いた生活習慣の改善を行います。それらをきちんと行っていても血圧の下がり具合が十分でなければ、お薬を処方させて頂きます。
他にも、当院では体組成計の数値をお見せしたり、頸動脈超音波装置でプラークを可視化したりして、患者さんの行動変容の促進・治療への継続意欲の増進を図っています。
何となくで治療を始めてしまうとなかなか長続きしないため、当院では最初の対応を大事にしており、初診時は自身が病気であることを患者さんにしっかり意識してもらっています。